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お天気主婦の開運生活術

お天気主婦の開運生活術

家計を把握する

お金を回す為には
家計を把握する必要があります。

何に、どれだけ使っているのか

それを知らない限り、お金は減っていくだけです。
逆に子どもがいる場合
大きくなればなるほど、教育費が重くのしかかります。
我が家のように、
公立に落ちて私立に行くしかなくなるだとか
介護費用を負担しなければいけなくなるだとか
そんな事だってあるのだから。

また、今大丈夫だからと
「見ないふり」
もやめておくべきです。

今の日本では、終身雇用も年功序列も無くなりつつあります。
毎年給料が増えていくなど、幻想でしかありません。

何にどれだけ使っているという受け身の使い方から
何にどれだけ使うという積極的な使い方に変えなければ
将来破綻してしまいます。

貧乏は本当にシンドイです。
だからこそ、避ける努力は最大限しておくしかありません。

その為に、毎月の予算を作ります。
その予算内でやりくりするのですが
この予算作成で無理な予算を組むと失敗し
自己嫌悪におちいり、やる気がなくなり
「私には出来ない」
の結論のまま先送りしてしまいます。
先送りは、家計悪化の第一歩です。
悪くなっても良くなることはありません。
もちろん、宝くじがあたれば解決しますが
それは、現実逃避でしかありません。

貧乏から抜け出す為には、
どうしても「現実的」にお金と向き合う必要があります。

「引き寄せ」だとか、「神頼み」とかやっても
お金はふってわきません。
臨時収入は臨時収入でしかありません。
逆に、「お金」に関しては
安易に考えてはいけないものです。
ベースとしてきちんとお金と現実的に向き合い
「余裕分」であれこれ投資などのチャレンジをするのです。
「お金は無いけどなんとかなる!」
は、ある意味正しいですが
それは、お金と真剣に向き合った上で言える言葉です。

難しい、苦手だとか言わずに向き合ってください。
できるはずです。

1、 資料を集める

 入金出勤の銀行通帳を1つにまとめましょう。
 それをするだけで、意外に大きなお金の流れはつかめるものです。
 お金の無い時は、余裕の無い時です。
 当然家計簿をつける余裕なんてありません。
 でも、口座を1つにまとめれば、それが簡易の家計簿になります。
 それから、まとめた上で、口座から引き出す日を月1回と決めます。
 その状態で、最低3か月続けてみましょう。

2、 前提条件無しで固定費を洗い出す

 前提条件無しの固定費とは?
 それは、借金(ローン)と税金です。
 借金が無いなら、それはとてもいいことです。
 が、借金があるなら、いくらなのか。
 それを、必ず把握しましょう。
 借金が複数あるなら、まとめてください。
 まとめると、返済期間を伸ばし、
 月々の返済金額を減らせる場合があります。
 また、国民生活金融公庫や銀行でまとめる事で
 金利をおさえる事が出来る場合があります。
 カードのキャッシングや
 リボルビング払いなんかは、手数料が高く
 なかなか元金が減りません。
 元金が減らない限り、借金は減りません。
 どうやったら、借金をはやく返せるか
 借金がある場合は、それが大事です。
 次に税金です。
 持ち家だった場合の固定資産税と
 車を持っていたら自動車保険。
 国民健康保険だった場合の健康保険料。
 税金はたとえ自己破産しても無くなりません。
 無くなりませんが、相談はしてもらえます。
 滞納してその金額に呆然としてしまうまえに
 相談に行ってください。
 我が家のように少しずつの分割払いをさせてもらえます。
 もちろん、保険証は「紙ペラ」になりますけどね。(今は違うかも?)
 なので、税金は固定費として必ず確保してください。
  
3、 生きていく為に必要な固定費を把握する

 生きていく為に必要な固定費とは、水道光熱費です。
 水道光熱費は、集めた資料3か月分から平均を出してください。
 水道光熱費を節約するには、限界があります。
 こまめに電気を消すことを習慣化することは大事ですが
 LED電球や省エネ家電が主流になるなか、
 細かな節電で節約できる金額は多くはありません。
 逆にストレスになる場合があるので
 水道光熱費で無理な節約は考えない事です。
 ただ、塵も積もれば山となるということわざもあるので
 節約が苦痛にならないなら、ぜひやってください。

4、食費を把握する

 最初に食費を確保してください。
 
 健康と食事は密接に関係しています。
 また、貧乏から抜け出す為には
 
 健康でありつづけなければ無理なのです。
 
 最低限、健康に生きていく為の食事は必要なのです。
 特に子供がいる場合は、
 成長期の子供の食事をおろそかにすると
 健康ばかりではなく、学力に影響を与えるなど
 自分の貧乏のデメリットを子供に押し付ける形になります。
 
 貧乏に子供は関係ありません。
 
 食費の金額の目安は(地域性もありますが)
 
 大人1人×20,000円(±20%)
 
 これが、無理のない食費です。
 
 節約を頑張るなら-20%の一人16,000円
 ちょっと余裕を持つなら24,000円
 24,000円を超えるのは
 家計見直しを考えるなら、
 減らしてください。
 子どもは、年齢によってかかる金額は違いますが
 小学校高学年にもなると
 大人一人分はかかってきます。
 その辺も必ず考慮してください。
 あくまでも、予算です。
 余れば、他にまわせばいいので
 あまり厳密に考えなくてもかまいません。

4、 予備費10,000円を確保する

 予期せぬ出費はあるものです。
 家計の中で、予備費として最初に確保します。
 使わなければ翌月に回せばいいし
 逆に外食に行ったり
 ちょっと遊んでもいい。
 どこかに予備費があると余裕がうまれます。

5、 収入から2~4の金額を差し引き、残りの金額を把握する。

 すべての収入から2~4の金額を差し引いてください。
 その金額が、

 生活の質を決める金額です。

 この金額から
 住居費(家賃、住宅ローン、管理費)
 車両費(ガソリン代、車検代等)
 通信費(携帯代等)
 日用品費(洗剤等消耗品)
 衣料費(服、下着など)
 教育費(子供の習い事、大学費用など)
 保険
 貯蓄
 お小遣い
 が決まります。

 中でも、住居費と保険は固定費です。
 一度決めたら動かせません。
 資料として集めた3か月分の家計データから
 それぞれいくら使っているのかを把握してください。
 今後必要と思われる出費(車購入など)も
 忘れずに入れてください。

6、 収入から5の金額を差し引いた金額を把握する。

 6の金額がプラスであればいいです。
 現状維持してください。
 6の金額がマイナスであれば
 収入アップを考えてください。
 今事情があって働け無い
 そんな場合は、5の内容の見直しをしてください。
 それでもマイナスなら
 収入アップのために働いてください。
 節約には限界があります。
 そして、節約では、貧乏から脱出出来ないのです。
 もちろん、それまでの無駄遣い要因の貧乏なら
 無駄遣いをやめれば解決します。
 でも、そうでは無いなら
 働かなければ収入アップは望めません。
 それも、早ければ早いほどいい。

私の「家計把握」の方法はかなり雑ですが
それでも、問題点はわかります。
現状把握はとても大事です。
今置かれている状況を冷静に判断し
努力する方向性を見出す
それがスタートです。
貧乏はどん底に落ちてしまうと
這い上がる事はとても大変です。
でも、家計を把握し、
予算内でやりくりする
そんな日常の中に小さな目標があると
意外に頑張れるものです。
働いて努力したなら
その結果は必ずプラスとなっています。
そのプラスを効率よく貧乏から抜け出す為に使う
そのためにも
家計把握は大事な事です。
(2021.01.28)


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